「そうかよ。」


「京........」



「分かったよ。もういい。」



「お前らとは絶交だ。」




俺はそう言い残し、病室を出た。



背中に、「京っ!!」という恵梨奈の声が聞こ

えたが、俺は無視して走り続けた。