『もぅ。遅いよー!萌子ちゃん、待ちくた びれたよぉー』 後ろからそんな声が聞こえて振り向くと、 後ろには私が昔から大事にしていたくまの ぬいぐるみが立っていた。 『えへへへ。でも来てくれたから、鍵を開 けてあげるね!』 そう言うと、萌子は鍵を開いた。 え....?