と、立ち上がり
振り返ったのです!!!!


ギャーーーーーー!


ギャーーーーーー!


ギャーーーーーー!


ぶはぁっ!!


ありえない〜〜っ!!!!!!


やばい、鼻血が……
吹き出しちゃったわよっ!!


あまりの格好良さに鳥肌がバーッ


超超かっこいい長谷川くん達が
ちょびっと目立つ男の子にしか
見えない!!


なんなの!!
完璧すぎる!!!!


本当に人間ですかっ?!!!!
狐のバケモンとかじゃないの?!!!


私たちの横を通り過ぎる瞬間に
ふわぁっと微に良いニオイが……


ふらぁ〜
やばいやばい!!
3人でお互いに頬を叩きながら
正気をたもつ。


そうじゃないとあまりの格好良さに
身の毛もよだつわ!!


はぁはぁはぁ、意識が………


いけないいけない!!
私はA子!!名前はまだ無いっ!!
しっかりするのよ!!私!!
ウォッチングウォッチング!!


無表情でちょっとムスッとした
表情がまた
超超超超超超超かっこいい〜い〜!!


彼の纏う空気でB子とC子は
最早、取り憑かれたように放心状態。


誰なのっ?!!彼は誰なの??!!


B子とC子もわからないらしい!!
もうこの役立たずっ!!!


彼が通り過ぎた時、私たちの前の方に
座ってた女の子グループは


ガタンッ!!


ガタンッッ!!!


ガタンガタンッッ!!!!


と、椅子ごとひっくり返ってた!!
はぁ、私も危なかったわよっ!!


これはもう!文句無し!!!
誰がなんと言おうと
私の第一彼氏候補は
彼で決まりねっ!!!!


この大学で一番美しい私くらいしか
彼とは吊り合わないからね(笑)


例え、妖怪でも彼になら
何されたっていいわ!!!!!


ああ〜ん、今から楽しみ!
ウットリ…しちゃう。


とりあえず、彼の身辺調査ねっ!!