「…ただいま…レイジ愛してる。
大好き。もう離れたくない」


ミカだ…


夢に見たミカだ…
ミカ俺はその何百倍も好きだ
こんな俺に捕まっちゃったんだ


覚悟しておけよ（笑）
もう絶対に離れない！
離さないからな…


てか俺が無理なんだ。


例え、ミカが俺にうんざりして
嫌になっても俺がどうしようもないんだ


俺にとって唯一の女だから……


「んったく！あたりまえだ！
俺がミカを離すと思うか？
もしかしたら他に男がいるんじゃないかと思って焦ったけど
奪うまでだって心の中で
誓ってたとこだ（笑）
だって、俺にはミカしか
いないんだから！！
けど、違ったみたいで安心した。
ミカ愛してる。もう絶対離さねぇ！！」


ミカのおでこに優しくキスをした。


「そういえば、おじさんおばさんは？」


「えっ？パパとママの帰りは
3ヶ月後よ？
明後日大学の始業式でしょ？
それに合わせて帰ってきたの」


「ミカ、大学どこ？何年生？？」


「K大で専攻は外国語で2年から編入できたの。アメリカにいたのもあって
優遇されたから、良かった！
私、通訳とか翻訳家になりたいから…
前に話したよね？
レイジは？？」


チッ！
半年くらいしか誕生日も
変わらないのに


ミカがあと1週間遅く生まれてれば
俺と同じ年だったてのにな…


「えー！俺また後輩かよっ？
俺は明日入学式だ。
俺もK大。昔ミカがこの大学がいいって行ってたから、めっちゃ勉強したぜ？
法学部だから。
俺は将来通訳の嫁を連れて
国際弁護士になるぜ！」


さて、早くミカと2人になりたい
ミカの荷物を引くと
家に向かって歩きはじめた。


そして、ミカの家の前で


「ちょっちょっと待ってて！
5分で戻る！！」