それからは、君の言う通り私には笑顔が増えた。



って親友である桜湖ーsakurakoーに言われた。



桜湖は毎日来てくれる。



もちろん、彼も…



彼の名は冬響ーtoukiー。



桜湖と冬響は、時間を分けて来てくれたから、2人とゆっくり話せた。



優しくてかっこいい冬響。



可愛くて元気づけてくれる桜湖。



2人のおかげで、私は死ぬことを考えずに済んだ。



けれど、運命の時間(とき)は刻一刻と迫っていた。