あ、そろそろ学校行かなくちゃ







猫くんは、気持ち良さそうに寝てるから寝かしておこう







私は、近くに置いていた鞄を持って部屋を出ようとした







パシッ…







「ふぇっ?」







私の右手を猫くんが掴んだ







「…もう少し…居て」







少し掠れた声で猫くんが言った







ドキッ