安心したような顔の猫くん





「何が良かったの?」





「別に…」




顔を背ける猫くん





髪の間から見える耳が少し赤い





「ふふっ、何か猫くん可愛い」





「うるせぇ…男に可愛いとか言うな」





「可愛いもんは、可愛いんだもん」





「はぁぁ…とりあえず帰ろ」





諦めた猫くん





「うん!はぁ、お腹減った〜」