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「猫くんっ!どうしたの?」




何も言わずに手首を引っ張って行く猫くん




「ちょっ猫くん、力強過ぎ!痛い」





「え?あ、ごめん…」





立ち止まったままの2人





「ねぇ、猫くんどうしたの?いきなり手引っ張って来て」





背中を向けていた猫くんがコッチを向いた




「七瀬…アイツの事好き?」




アイツ?…あ、柳沢くん




「好きとか分かんないけど、特別では無いよ?」





「特別…?」





「うん!」





「何か良く分かんねぇけど…良かった」