***** 「猫くんっ!どうしたの?」 何も言わずに手首を引っ張って行く猫くん 「ちょっ猫くん、力強過ぎ!痛い」 「え?あ、ごめん…」 立ち止まったままの2人 「ねぇ、猫くんどうしたの?いきなり手引っ張って来て」 背中を向けていた猫くんがコッチを向いた 「七瀬…アイツの事好き?」 アイツ?…あ、柳沢くん 「好きとか分かんないけど、特別では無いよ?」 「特別…?」 「うん!」 「何か良く分かんねぇけど…良かった」