「なわけねぇだろ・・・」

声が震える

「さっきまでしゃべってた。
  笑ってた・・・・・・・・・」

「・・・・・・」

「なのに死んだなんて・・・
  信じられるわけがねぇ・・・・」

「頑張ってたんだよ。」

「・・・・・ハハ・・・・・なんだよ
  それ・・・・・・・・・・・・・。」



俺でも分かってた
美零が死んだことなんて
中学にもなって気づかないわけがない
それに喧嘩慣れしてるからわかる
この出血の量は半端じゃない

これじゃ・・・・だれでも・・・・



でも、認めたくなかった
美零が死んだなんて
ウソだって