「あんなに、大嫌いだったのにこんなに好きになるなんて思わなかったな〜」
なんてニコニコしながら、言うと
羽鳥が私の顔を見つめて
「俺、プレゼントあげたんだから
俺にもなんかちょうだいよ」
そう言って、私の顔に顔を近づけてくる。
ぷ、プレ……っ、プレゼントって……
私は、鞄から用意してたプレゼントを出す。
「……え?マジで?
サンキュ」
嬉しそうに笑うから、わたしまで笑うと
グイッと近づけられて、キスをされる。
「もっと、したいかも」
そう言って、もう一度しようとした時に、私が、羽鳥の顔を叩いた。
「…も、もうダメ!!」
そう言うけど、全然やめようとしない。