追いかけていき


「なっちゃん、ダメだよ、帰ろう?」


「やだ、壮ちゃん」て泣き出した


「僕毎日行くから・・・・いや、なっちゃんち昔書いた婚約の契約書あったよね?あればあれを使いたい」

「壮ちゃん、おじさん持ってるんじゃない?」


二人はお互いのうちで探しはじめた


私はママに聞いた

「ごめんね、あれパパが金庫にいれてる」


「取り出せない?」


「うーん、パパ説得してみる、なっちゃんは普段通りにしていてね」