壮介を緊急に連れ戻せと

側近に耳打ちした


「あれの事だ自宅マンションだろうから・・・・」



それから数時間

「親父、いいとこ邪魔したな、プライベートくらい気ままにやらしてくれよ」


「お前はなんにもわかってない、なっちゃんから許嫁破棄をもって来た」


「あっちから?都合いいじゃないか?」



「私達はなっちゃんでなければ、反対しまくるからな、隣に行って謝って来い」


「顔すらしらないけど?」


「お前、ナンパしたそうじゃないか?
なっちゃんのネックレス貧相だと言ったそうだが、あれお前が結婚の約束したんだがな・・・・」



「壮介、あのとき凄く可愛いかった、好きで好きで新婚旅行に行ったくらいなのにね」


「俺、そのなっちゃんに会ったのか?」


「あぁ、お前にけちょんけちょんにされたようだが?」