ママがお出迎えした。


目をキラキラさせて
話を聞きたそう。


「ねぇ、壮介君に会った?どんな男性になっていた?」


ママの態度まるでアイドル話を・・・


「私式の後にナンパされちゃった、嫌いなタイプに・・・その人ゲートの前で私の事をちんけな女だって、言ってた、私のために彼女と別れるみたい」


「で名前は?まさか」


「副社長って言っていた、野々村 壮介って」


「・・・・・・じゃあ今から隣に行っておばさま達に挨拶して来なさい、契約書を破棄してもらいなさい」


七海にこれから辛い思いさせるなら
諦めてもらうしかない。
七海には、お見合いは沢山あるから





ママから契約書を渡され
隣に行った。



「おひさしぶりです、七海です」



「んまぁ、なっちゃん?綺麗になって
あがって」応接間に通された。




「おじさまこの度はいろいろとありがとうございました。」



「ん、壮介に会ったか?」



「会ったと言うか、社内でナンパされちゃった、つい先ほど、許嫁のちんけな女だと彼女にもうしてました、で母から契約書預かって来ました、破棄してください」と契約書を差し出した。



「副社長の噂今日1日中聞きました、この指輪すら貧相だと・・・これを見て、そう言うなら、私は・・・」



「ちょっと待ってくれるか?壮介は?」


「私会いたくありませんから、失礼します、おじさま、おばさま うちに遊びに来てくたさいね」とニコリと微笑んだ。



やっぱりなっちゃんの微笑みは健在だね、