「昇、この子誰?」 「新しく入った美月星音ちゃん」 「新人さん、かぁ」 そう言って私に目線を向けた。 「よろしくね、星音ちゃん。」 『は、はい。えっと...』 「あ、私は由香、由香って呼んでね」 『えっと、じゃあ由香先輩』 「うんうん、可愛い」 そう言って頭をポンポンと 撫でて出口に向かった。 「昇、私帰るね」 「うん、気をつけて」