春。


もう日が落ちてすっかり暗くなった空。


私、美月 星音(ミヅキ シオン)は


公園にあるベンチで上を


見上げ星を見ていた。


子供の頃から星を見るのが好きで、


キラキラと輝いてるのを


見ると元気がもらえた。


目を閉じて私は願った。


"好きな人の好きな人になれますように"