なぜ…どうして……… あいつはもう、関係ないのに…。 『俺はもう、頭じゃねぇ。戻るつもりもねぇ。あいつに手ぇ出す必要ねぇだろ!!』 俺になら、いくらでも構わない…… 罪を償う覚悟くらい、出来てる……。 だからあいつ…だけは……やめてくれ。 こんな箱の中がもどかしい。何も護ることすらできない無力な自分が悔しくて、情けない……。