「おい! 鈴実??」

お父さんが強く拳でノックした


『な、何ー?』

「開けろ」


『何で…?』

「いいから早く」

その会話の最中にカッターを拭き、隠した。

…わかってるのかも…


腕を隠して鍵を開けた