「でもっ、許さないもん……!」 ブスッとぶすくれて、そっぽを向く。 相変わらず、聯には抱きしめられたまま。 「そーゆー子供っぽいとこも、好き」 ……っ!騙されないから……っ! 「……ねえ、顔赤い。俺のこと、信じて。 ……どれくらい好きっていえば伝わるの?」 切なげな目。子犬みたいな……。 かわいい、なんて……。 ダメダメっ!