「あっ!ごめん祥太!軽く殴ったつもりなんだけど…」

「あれで軽く!?げほっ。」

祥太が痛そうに顔をしかめる。

「てか、なんでそんなに強いの!!?」


「だって私、クロユリだもん。」

「「「………。はぁぁぁぁぁ!?」」」


一瞬周りが静かになり、数秒後下っ端君と祥太が大声を上げた。