「あ、愛華だ!」

「やっほー」

姫王の倉庫の中へ入ると下っ端くん達が挨拶をしてくれる。
呼び捨て、タメ語で話すよう最初に言ってあるからみんなと仲がいい。

ーガチャッ

「おはよー」


「おはよーって時間じゃないけど、おはー」

祥太の言う通り、ただいまの時刻14時です。

「気にしない気にしない!

って、十愛たちは?」


幹部室には郁人と祥太しかいなかった。


「あー、十愛はコンビニ。

旬と悠之介は映画見に行った。」


「なるほどー。」


郁人が、『俺も、コンビニ行ってくる。』といい、幹部室から出て行った。