「んじゃ、今日は終わりだー、かいさーん」
適当過ぎる担任が、教室から出ていった。
「あーちゃん!倉庫行こ!」
担任が出て行った瞬間翔が私の席まで走ってきた。
挟蘭が担任と理事長に頭が上がらないのはあの二人は元挟蘭の総長と副総理だから…。
そして、この学校に通うほとんどの男は挟蘭に所属している。
ごく一部は普通の一般人だ。
私はノートの端に『今日は、おばあちゃんのところによってから行く』と書いた。
祖母は今入院中なのだ。
そして、私が今住んでいる家も祖母の家。
一緒に暮らしている。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…