「まずは私からだなっ!私の名前は倉木祥太だ!よろしくお願いしますプリンセス…」
この不思議な人が倉木祥太(くらき しょうた)さん。
ピンク色の髪の隙間から真っ黒な瞳が見える。
「祥太、もうそのキャラいいよっ…ぷっ!次は僕ね!僕は及川旬!」
髪を一括りにしている可愛い顔の人が及川旬(おいかわ しゅん)さん。
「なっ!お前ら二人がこういうのが愛華さんに気に入られるっていうから!」
祥太さんは真っ赤になりながら訴えた。
もしかして、さっきの意味不明な行動はワザと!?
「それを間に受けるなよ…俺は林田悠之介。」
白銀の髪で前髪を猫のピン留めを付けている。
「そして、改めて、俺が白雪十愛。
もう一人仲間いるんだけど、前話した通り、今病院にいる。」
私は頷いた。