「楽しみだな。
そういえば、新作完結したんだ」
「ん?あ!本当だ!
今回は恋愛ものなんだね。」
「あぁ…俺と愛華を元にしたんだ。
あいつらも出てる」
私と蓮司を元に…。
だから題名が『喋れない可憐な華』なのか。
喋れないは分かるんだけど、私、可憐じゃないけどな…。
「今度読んでもいい?」
「もちろん。
なぁ…愛華…俺さ、愛華と出会えて本当に良かった。
生まれてきてくれてありがとう。」
私は微笑み蓮司に抱きしめられキスを交わした。
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