「旬。 ごめんな。」 悠之介の声に僕は驚いた。 悠之介は起き上がり僕の隣へ腰掛けた。 「一番近くにいたのになにも気づいてやれなくて。 本当にごめんな。」 「いつから起きて…」 「さっき…。 愛華…ごめん。 少し席をはずしてくれるか…?」 愛華は頷き幹部室から出て行った。 二人きりになりたくない。 気まずい。 また気持ち悪いって言われる…。 悠之介との偽りの友達も今日で終わり…かな。