「愛華。今はまだ思い出さなくていい…。 大丈夫だから…。」 蓮司が私の背中をさすってくれる。 今はまだ思い出さない。 それがきっと私のためなんだ…。 「うん。」 「テレビ切るな、愛華リモコン貸して? よし!じゃあ、今日はどっかに行くか!」 斗愛さんが場を明るくするように明るく言ってくれた。 気を遣わせちゃったかな…? そして、斗愛の声にみんなが起きた。