「起こしてしまってすいません」

「大丈夫だから、落ち着いた?」

「はい。」

「良かった。
他の奴ら起きるまでテレビでも見ようか」


私は頷きテレビのスイッチをつけた。

まだ早朝だから、ニュースしかやってなく、テレビからはニュースキャスターさんが淡々と話している。