「あの…実は愛華記憶喪失みたいで… 俺らと出会った時からの事を忘れてるんです。」 「そうか…。 愛華。実はな、おばさんはこの前亡くなったんだ」 「えっ……??」 私の動きが止まった。 え?おばあちゃんが亡くなった…? 嘘だよ…ね。 「愛華…」 私は急な頭痛にしゃがみ込んだ。 痛い。 頭が割れそう…。