最後に残った人はとても悲しげな顔をしている。
どうしたんだろう…?
「赤塚郁人。
君の兄だよ。」
お兄さん…?
私に兄なんていたの…?
「あの…すいま…せん…。
私…本当に…覚えてなくて…」
「大丈夫だよ。
また一から仲良くなれば。
これからもよろしくな?
愛華」
また一から仲良く…。
私は汚いのに、仲良くしていいの?
私なんかが幸せになってもいいの…?
でも。私はこの人達と仲が良かった。
私を信じよう。
「よろしく…お願い…します。
斗愛さん…みなさん…」
そういい私はお辞儀をした。
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