「あ、本当だ。
立ってる」
「白雪おはようさん」
次に入ってきたのは狭蘭の副総長と幹部の八神千景。
俺が眠ってる間にいったい何があったんだ?
仲良くなったのか?
「斗愛が眠ってる間に俺ら仲良くなってさ」
郁人は蓮司と千景の肩をがっしり掴みながらにこやかに言っている。
「あぁ、そうだ…
目が覚めたら言おうと思ってたんだ。
俺姫王に戻りたい。
いいかな? 」
「いいに決まってんだろ。
おかえり。
姫王副総長。」
俺はそういい、微笑んだ。
そしてその後、俺は旬達にこっぴどく文句を言われたのは言うまでもない。
すぐに検査もされた。