愛華と斗愛が病院へ搬送されてから数時間が経った。


斗愛は朝様子が変だった。

俺が止めてれば。

愛華だって…あの時引き止めてれば…。


こんな事にはならなかった…。


赤いランプはずっと付いたままで、俺たちはただ祈ることしかできなかった。