みんなへ別れを告げ、すぐに私は学校を退学した。 そして一週間後。 あらかじめ調べた資料を警察へ送った。 福浦組は覚醒剤を所持している。 それだけでも罪は重いだろう。 「だけど。それだけじゃ足りない。」 終身刑になるくらいの罪を… そして罪を償ってほしい。 「行くか。」 私は黒のパーカーを羽織り家を出た。