「そう…か…。
うん。分かってた。お前の好きなのは斗愛だもんな…。」


そう言いながら悠之介は離れた。

「今度こそ…さよなら。

もうあなたとは面識のない人間だから。


今まで…アリガトウ…」



私はそのまま歩き出した。