私はこれから、死ぬかもしれない。

犯罪者になるかもしれない…。

だから悲しませたくないから。


「千景のせいじゃない。
これは私のせい。

だから…皆今まで本当にアリガトウ。


皆の事がダイスキだよ。」


そう言い私は背を向け狭蘭を出て行った。

止めようとした翔や蓮司。郁人を無視して…。