裏口から外に出て私は今、繁華街を歩いている。

口元から血が出ているせいか、周りの人々は私に少し目をやったが、関わらないよう、距離を置いた。

信じてたんだけどな…。
みんなのこと…。

何も信じれなくて、いっそ死んでしまおうとして、でも彼らと一緒にいる時は楽しくて…。

小さい頃の自分に戻れそうな気がしていた…。