「まって、悠之介! 痛いっ!」 「ワガママ言ってんなよ。 痛いと思うから痛ぇんだよ」 下っ端と翔太の手当てが終わり悠之介は旬の手当てをしている。 俺は話さなきゃいけない。 全てを…。 こいつらは離れていくかな…。 この場所。姫王は俺にとって命よりも大切な場所なんだ。 信じあえる仲間なんだ。 でも、俺のしてきた事を聞いて軽蔑される…。 力を込めすぎた拳からは血が出ていた。