「蓮司…俺が存在しちゃいけない存在ってだけだったんだな。」

凛夜の涙…初めて見た…。

「存在しちゃいけない人なんて一人もいない。

俺が悪かったんだ。

凛夜…本当にすまなかった。

こんな俺を許してくれ…」

蓮司は大きく頭を下げた。

「あぁ…。
許すよ…。
愛華の事を守ろうとしてた事。
ありがとう…」

蓮司と凛夜は手を握り合った。
よかった……。