「愛華…ちょっと待ってて…。」


蓮司は私から離れ、斗愛の元へ行った。

「ふざけんなっ!!!」


ーバキッ

蓮司は斗愛の右頬を殴った。
尻もちをつき下を向いている斗愛。


「最初はお前なら愛華を守れると思ってた!

まさか、お前があいつの飼い犬だったとはな…


真由に言うなら言えよ!
愛華も狭蘭も俺が守る。」



そういい、私の元へ戻りまた抱きしめてくれた。