「なぁ、愛華どうしたんだよ…。」

「五月蝿い。うるさい。ウルサイ!
私は愛華じゃない!
愛華は死んだんだ!」


そう、赤塚愛華は死んだ。
私は愛華じゃない。

クロユリだ…。

よく笑う愛華はもうどこにもいないよ。


「愛華はここにいるじゃん!!」

旬が大声で叫んだ。

いないよ…あんたちの総長が殺したんだ。