あえて男っぽい服を着た。 BARに着き中へ入ると店員さんに案内された。 「お前が竜胆?」 目の前には金髪でサングラスをかけ、マスクを付けている男が座っていた。 不審者かよ。 「あぁ、クロユリ。 会いたかったぜ。」 「会いたかったとかやめてよ、 それで?用ってなによ」 「まぁ、いいからとりあえず座ってなんか頼めよ。」 そう言われ仕方なく座り、アイスティーを頼んだ。