「ねぇ、さっきのどういうこと??
んでさ、なんであの女の肩を持つの?
あんたあの女に惚れてんの?」

これが真由の本性。
千景は気づいてない。
翔はきっと気づいたんだろうな。
だから今距離を置いている。

「別に、。
あいつは愛華じゃないんだ、肩を持とうが関係ねぇだろ。」


「はぁ!?何その態度!
愛華がどうなってもいいわけ??
狭蘭だって潰してもいいのよ??」

そう。俺達はこいつに脅されている。
こいつの裏にはでけぇ組がついてる。

だから逆らえない。

俺が弱いから、だから従うことしかできねぇんだ。
狭蘭のやつらの傷つくところを見たくない。
それに愛華だって。