光と影この学校にはそんな存在がいます。
光り輝くような人気者の王子と、そこにはない影のような存在の私。
彼と、私は正反対。絶対になれない高嶺の花のような存在。正直羨ましかった。
この学校に入学してから早いことでもう半年以上もたっていた。恋とかで騒ぐ女子もいたけどそんなこと私にはできっこない。
そう言えばさっきから女子が騒がしい。
「はぁ...。」
なんて、ため息をついてると、王子が話しかけてきた。
「どうした?ため息なんかついて。」
ほらほら、怖いですよ。周りの女子の視線が...。
「な、何でもないよ。」
って答えるけど、やっぱり気になるみたいで話しかけてこようとするから女子が呼んでるよって教えた。もちろん嘘。誰も呼んでない。呼ぶどころか皆私を睨んでた。
けど気にしない。勉強するふりをした。騒いでる女子のほうから『やっぱり相澤さん暗いよね。あれぞ、影ちゃんって感じーw』だとか『何、王子と馴れ馴れしく話してんだよー。』とか『絶対ウチらのこと嫌いだよね』とか聞こえてくる。別に私普通にしてる。しかも王子って言ったって性別は女だ。

「みーっかげっ!大丈夫かー?」
「あ、うん、大丈夫だよ。。??」

心配はありがたいが私は別に何もない。ただボーッとしてただけ。ただ、、。



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