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「なんだか顔やつれてねえ?」
次の日のお昼休み。
私と紅羽と楓の3人で食べるお弁当は毎日恒例。
そして、私に失礼なことを言ってきたのは、
今日も天使のようにかわいい……いや、可愛すぎる紅羽ではなくて
女装をやめた途端、いきなりモテはじめた楓だ。
「やつれてるって…… ひどくない?」
「え、だってほんとにやつれてるじゃん。なあ? 紅羽」
「えっ?」
話しをふられると思わなった紅羽はお箸をおいて、まじまじと私の顔を見る。
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