「だっ、だって、四季が!!」


「俺がなに?」



女の子と一緒にいたもん! と言いそうになった…が、口を手で抑えて阻止。

な、なんだか…… やきもちみたい?


そう思うと顔がぶああ、と紅くなるのが感じた。



やきもちじゃない!! 断じて違う!! 私はやきもち妬かない系女子だもん!!



「し、四季なんてしらないっ!」



そう、四季に言って…いや、叫んで自分の部屋に戻る。


やきもちじゃないもん。
ただ四季に怒ってるのだけだもん!



私は制服から部屋着に着替えず、
布団のなかに入ってそのまま深い眠りについた。