「…ごめんなさい」 「うん」 「えっと、あまのことは大好きだよ!? だけどね、それは友だちとしての好き」 「っ、うん」 「恋愛感情の好きはこれからもずっと四季だけなの。 だから……ごめんっ、なさい」 ありがとう。未練がましい俺をふってくれて。 ありがとう。俺のために涙を流してくれて。 しのが友だちでよかった。 【 雨宮 楓*Sideend 】