「し、師匠……! 痛かったです!」


「誰が師匠じゃい」



鋭いツッコミ&冷たぁい視線がっ!

しょうがないよ。引っ張られた腕を離された瞬間、“師匠”って言葉がでたんだもん。



「ふふふっ ほんと2人って仲がいいんだから

はやく、クラス発表見にいこうよ」



ああ、だめだよ紅羽、そんな無邪気に笑っちゃあ。

紅羽のその無邪気な笑顔に心打たれたハイエナ(学校の…以下略)がでてくるよ!


ああっ〜! あの金髪、紅羽の笑顔みて鼻の下伸ばしてるよお!

くそお! その伸びた鼻の下にマイネームでヒゲを書いてやりたい…!

はっはっはっ! それで金髪は外に出らぬまいな!


おおお、なんと!? あそこの赤髪なんて失神してるよ!

あんたそれでよく紅羽と同じ高校を選んだよ! ……って、そんなこと知らないか!


えっ、まって!? あそこの茶髪も失神してるんじゃーーーーー


って!



「いったあーい!」