「あ、アノ…。


僕も…消えるべきですカ?」


『自分の意思で決めろ。

お前には自分で決める意思があるはずだ。


お前は、あんな女のように育つなよ…』


「じゃあ!

ここに残りまス!


そして、僕は絶対おねーちゃんのようにはなりませン!


っというか、なりたくないデス!」


『ん』


そんな蒼竜を見て、圭と沙耶が小声で話し合う。


「何があったのかしら?」


「さぁな?
ソラナ絡みなのは、分かるけど」