「ハイナ!


楽しみデス!
春希サンの族はどんな人なんでしょウカ!」


去って行く春希の背中を追っていくソラナ。


ふと、クルリっと後ろを振り向く。


ニヤッと笑う。


・・・・・・
「蒼竜サン、イタダキマス」


そう言うと、ソラナは春希の元に去って行った。


残された圭と沙耶とリュタと蒼竜。


「…あー、その…。

俺らも帰った方がいい?」


「ど、どうしたの?

蒼竜らしくない…。


なんか、あったの?ソラナと…?
いや、春希君と?」


心配してくる圭と沙耶。


『知らない。


なんか、無性にうざったかっただけ』


そっけなく返し、ご飯を続ける蒼竜。