「ふふふ、ありがとう。

これは圭ね。


はい、じゃあソレをソラナちゃん春希君にも渡してね」


『は?』


蒼竜が食べていた手を止める。


「え?なに?」


『ソラナはまぁ、仕方ないとして…。


なんで雷翔がいんの…?』


そこには当然のようにソラナの隣に座りご飯を食べようとしている春希。


「へ?
だって、ソラナが心配だし?」


『別に俺や沙耶、圭とリュタがいるから平気だろ。


帰れ』


「やだよ。

っていうか、蒼竜は
一切手伝ったり、世話したり、連絡したりしないんじゃなかったの?


ソラナのこと、嫌いだろ?」