それからの1週間はとてつもなく長く感じた。あのときの事ばかり、毎日毎日 5日が過ぎた。 名刺にあった住所へ向かった。 座標は繁華街から一本外れた裏路地に佇むビルを差す。 家からそう遠くはなかった。 30分ほど歩いただろうか。 目的地へ到着である。