チリリリリリ…リリリリリリ…
「んっ…うーん。」
ポチッ。
「うっ…んーぁ、あ~!」
私は、魔法にかかったように目覚めた。さっきまでの眠気は、どこへ行ったのかな?って思う…
現在、5時31分。
1分、予定より遅れている。
今日は、いつも以上に気合いが入っている。
だって、2年という年月をえてやっと憧れの先輩に逢えるのだから…
「えへっ!」
私は、鏡でとびっきりの笑顔を作って見せた。
すると、そこへ私の兄、大輝(たいき)が来た。
「あっ…」
どうしよう。見られてたかも。
「きもっ」
その一言だけ言って、大輝は出て行った。
兄の大輝は、野球部の副キャプテンだ。私の憧れの先輩と同じ部活の仲間。憧れの先輩は、キャプテンだけどね。
『あぁ、やっぱりにやけが止まらないな 。 』
そう思いながら、手を早めた。
「んっ…うーん。」
ポチッ。
「うっ…んーぁ、あ~!」
私は、魔法にかかったように目覚めた。さっきまでの眠気は、どこへ行ったのかな?って思う…
現在、5時31分。
1分、予定より遅れている。
今日は、いつも以上に気合いが入っている。
だって、2年という年月をえてやっと憧れの先輩に逢えるのだから…
「えへっ!」
私は、鏡でとびっきりの笑顔を作って見せた。
すると、そこへ私の兄、大輝(たいき)が来た。
「あっ…」
どうしよう。見られてたかも。
「きもっ」
その一言だけ言って、大輝は出て行った。
兄の大輝は、野球部の副キャプテンだ。私の憧れの先輩と同じ部活の仲間。憧れの先輩は、キャプテンだけどね。
『あぁ、やっぱりにやけが止まらないな 。 』
そう思いながら、手を早めた。